盛土規制法に係る規制等講習会を開催

　令和７年２月５日（水）、当協会主催により、とちぎ男女共同参画センター（パルティ）において、「盛土規制法の規制等研修会」を開催しました。

　この研修会は、令和３年７月に静岡県熱海市で発生した土砂災害を受け、危険な盛土等を全国一律の基準で包括的に規制する「宅地造成及び特定盛土等規制法（盛土規制法）」が令和５年５月２６日に施行され、栃木県では、盛土規制法の規制区域指定を令和７年４月１日（宇都宮市は、令和６年１０月２日指定、運用済み）に、法の運用を開始する予定であることから、栃木県と連携を図りながら迅速に災害復旧を行うため、盛土規制に係る技術力の向上に資することを目的として開催したものであります。

　研修会では、当協会の戸部会長が挨拶後、先ず、「盛土規制法の概要について」栃木県県土整備部都市政策課盛土安全推進班長の鴨下修氏から、「盛土規制の許可基準盛土規制法の許可基準や申請手続き等について」同班係長の石原寿彦氏及び技師の福島健心氏から、それぞれ県における盛土規制の制度や実務について大変分かりやすく説明していただきました。

　また、「R6.10.2から運用を開始した宇都宮市における盛土規制法について」宇都宮市都市整備部都市計画課係長の並木竜也氏に宇都宮市における盛土規制の概要について大変分かりやすく説明していただきました。あわせて、都市開発に係る「ＮＣＣ形成に向けた拠点や居住地形成の取組について」宇都宮市都市整備部ＮＣＣ推進課係長の川村 智宏氏に大変分かりやすく説明していただきました。